Concept
「良質であること」
住まいは完成したときが、住むことのはじまりです。丁寧に考え、丁寧につくることで、その想いは住まいに宿ります。それは暮らしにも気配となって影響し、意識されることになります。そのように良質であることは、時を経た変化によって、住まいを味わい深くするのだと思います。
「シンプルであること」
多様化する価値観、ライフスタイルもそれぞれです。どこで、だれと、どのように暮らすかを見極めると、案外生活はシンプルになります。必要なものを必要なだけにすることで、より大切に、自分らしく、それが豊かな暮らしになるのだと考えた住まいづくりをしています。
「居心地がいいこと」
居心地の良いという感覚は人それぞれで、実はモノがあふれている部屋が落ち着くとか、小さい家の方が身体感覚に合うとか。そこで関わり合うヒト、使われるためのモノ、過去と現在と未来に起こるコトをテーマに、採光や空気、眺め、素材、形、色、スケール感で居心地の良さをつくります。
